日記らしきもの

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2月13日(Sun) -
- livedoor
この連休ひまだったんで、livedoor絡みで株のこととか色々勉強してみる。いまいちわからんのだが。
 livedoorはMSCBを使って800億を調達。うち700億使ってニッポン放送の株を35%まで買い占め筆頭株主へ。その後38%まで買い足したという報道もある。
 25%以上持っているのでlivedoorはニッポン放送に対し拒否権を持つ様になる。また33%以上持っているので特別決議の拒否権ができる。また、ニッポン放送はフジテレビの筆頭株主(22.51%)となっているため、ニッポン放送を買い取るとフジテレビがついてくることになる。
 フジテレビ的には本体まで支配されるのは困るとのことで、議決権の無効をの手だてが必要になる。それにはニッポン放送株を25%以上を所有すれば、議決権を無力化できる。TODを50%から25%に引き下げ、TOD成功及びフジテレビへの議決権無力化を目指すこととした。またニッポン放送株下落を狙い上場廃止も目指すとのこと。
 現在の票読みだと20%程度らしいが、例えばフジテレビのTODが成功したとして、25%を獲得したとする。25%以上フジテレビが持つと逆にフジテレビがニッポン放送に拒否権を持つことが出来るようになる。そうするとlivedoor的には買収が成功しない。
 livedoor側の対策としては、フジテレビと同じようにフジテレビ株を25%まで買い足せばいいことになる。現在ニッポン放送が所有するのは22.51%でるので、あと2.49%となる。
 このときお互いに議決権は行使できなくなる。そうするとニッポン放送の議決権のある株式割合は減少する。
 計算してみると、

100(全体) - 25(フジテレビ分) = 75%(議決権のある株式割合)
75 * (1/2) = 37.5%(過半数)
75 * (2/3) = 50%(2/3)

となる。
 となると、フジテレビの戦略をそのまま進めるならば、過半数は既に得ていると考えて良いのかもしれない。
 また適当な理由をつけてニッポン放送が増資を行えば、フジテレビの株割合は減少することとなる。それによりニッポン放送のフジテレビへの議決権が復活する。
 てな感じで行くかなと。まぁそこまで行く前にフジも適当な理由つけて増資するだろうけど。
 ここでlivedoorに連動する会社がいた場合はどうであろうか。たとえば外資がフジの株をある程度以上買い占めた場合、20%を越えた分に関しては放送法の絡みで名義変更を拒否することとなる。その為議決権の株式割合は減少する。
 まぁ明日以降になってみないことにはどういう展開になるかなんて誰も分からないが。

雑記 -> 感想 #livedoor



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